| 近年、スラム化するマンションが増えている。一見すると、果たして人が住んでいるのかどうかと思うような、所々塗装がはげ落ち、空室も目立つマンションがそれだ。
以前私が担当した都内のマンションでは、既に築年数30年を経ているにもかかわらず、その間ほとんど手入れらしい事は行われていなかった。エレベーターは時々故障し、階の途中で止まることもシバシバで、正に命がけのマンションである。
では、なぜこのマンションでこのような事態に陥ったのでしょうか。このマンションの場合、原因は3つありました。
@毎月の修繕積立金が非常に低額で、修繕するお金がなかった。
A住民同士の上手なコミュニケーションがとれていなかった。
Bデベロッパーとその関連管理会社が倒産した。
時系列でスラム化に至るストーリーを検証してみましょう。
デベロッパーは、毎月の負担金額を低額に見せるために、非常に低額な修繕積立金を設定し、販売を促進した。デベロッパーの関連管理会社が管理を受け持ち、住民はマンション管理に興味を持たなかった。そのうちに、デベロッパー及び関連管理会社が倒産し、管理することが出来なくなり、初めて真剣に、マンション管理を住民自身が考えるようになったが、普段の住民同士のコミュニケーションが取れておらず、トラブルに発展し、転居する者が相次ぐなど、統制が取れなくなり、いつしか放置されるようになった。
これが、その物語です。
でも、この例は特殊な例ではありません。あちこちに起きている事であり、今尚このような事態は、どこのマンションでも起きる可能性があります。
スラム化させない為には、「自分のマンションは自分たちで守る姿勢」、「隣人たちと仲良く暮らすこと」が基本です。
今日からマンション中の方々とより良い関係を築けるように、元気な声で挨拶を始めてみましょう!
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